- 発熱剤、っていったいなんですか?
- どうして、発熱するんですか?
- 発熱剤の成分を、教えてください。
- 発熱剤は、どのくらいの時間発熱していますか?
- ヒモ引きのお弁当(や、お酒)とかで使っているのと同じですか?
- 使い捨てカイロと同じような仕組みですか?
- 発熱剤の使用期限は、何年ですか?
- 使用期限が、切れたら使えませんか?
- 発熱剤は、特許とかあるんですか?
- 発熱剤の反応が始まった後、途中でやめたい場合どうすればいいですか?
発熱剤、っていったいなんですか? |
(乾燥剤を想像してもらえると分かりやすいかもしれませんが)形態は不織布の袋に包装されています。その上から適量の水を注ぐと化学反応で発熱し、約98度の高温の蒸気を発生させます。材料は、全て食品添加物で出来ていますので、安心してご使用になれます。 【メモ】 使用後の発熱剤を粉の状態で酸性土壌に混ぜますと、中和されて土壌の改良の効果が見込める物質となっています。人間にも環境にも害のないものと思ってください。 |
どうして、発熱するんですか? |
主成分の一つである『生石灰(酸化カルシウム)』が、水との水和反応で、消石灰(水酸化カルシウム)が出来、熱も発生します。次に、それらが『アルミニウム』との反応に移行して、高い発熱反応の結果、温度が上昇します。 【化学式】 ・1次反応:CaO+H2O→Ca(OH)2 ・2次反応:2Al+3Ca(OH)2→3CaO・Al2O3+3H2 |
発熱剤の成分を、教えてください。 |
主成分は、アルミニウム粉末と酸化カルシウム粉末及び添加剤です。添加剤に関しましては、特許事項なのでお教えすることが出来ません。 |
発熱剤は、どのくらいの時間発熱していますか? |
加熱に有効な発熱では約20分程度、その後保温状態に出来る程度でプラス10〜15分の発熱性能があります。 【お願い】 一番の性能を発揮しているのが、蒸気の発生している約10分間です。蒸気を極力逃がさないように、使用方法に従ってご使用ください。 |
ヒモ引きのお弁当(や、お酒)とかで使っているのと同じですか? |
ヒモ引きのお弁当や燗機能付きのお酒などに使用されている発熱剤は、生石灰(酸化カルシウム)のみを使用し、その水和反応の熱を利用したものです。 【メモ】 化学反応時の熱量(加熱する力だと思ってください)は、生石灰のみの発熱剤とさらにアルミを加えた本発熱剤を比較した場合、計算上約10倍もの差があります。 |
使い捨てカイロと同じような仕組みですか? |
使い捨てカイロは、鉄粉と空気中の酸素による酸化発熱を利用したものですので、同じ化学反応でも発熱剤とは違います。 【メモ】 市販のカイロは40〜50℃程度に温度が上がりますが、加熱するための熱量が低いので、幾ら時間をかけても市販のカイロで食品を「美味しく」アツアツに加熱することはできません。 |
発熱剤の使用期限は、何年ですか? |
製造から未開封の状態で、6年の保証をしております。※通常は、在庫期間等ありますので、有効期限5年としております。 【補足】 流通の過程や、在庫の状態を考慮して余裕は見ておりますので、実際は5年以上は問題なく使用できますが、有効期限としまして未開封の状態で通常保管にて5年とさせていただいております。 |
使用期限が、切れたら使えませんか? |
余裕は見ていますが、本来の加熱性能が得られない場合がありますので保証は出来ません。 【どうしても使用したい場合】 あくまでも目安ですが、水をかけて約1分30秒以内に反応し蒸気が勢いよく発生すれば、性能上問題なく使用できます。 ※保管時に、発熱剤のアルミ外装袋に穴や傷などが出来て密封されていない場合は、劣化していますのでご使用はやめてください。 |
発熱剤は、特許とかあるんですか? |
発熱剤メーカーによる、日本国内特許及びアメリカ国内特許取得済商品です。 【日本特許登録】第4008490号 【米国特許登録】No.7537002 |
発熱剤の反応が始まった後、途中でやめたい場合どうすればいいですか? |
一度反応してしまった発熱剤は、繰り返しご使用できませんが、やむ終えず加熱を中止し反応を早くやめたい場合は、、ヤケドに注意してすぐに加熱袋から取り出し、水との接触を絶つことです。 |